経産牛1頭当たり月別出荷日量について、平成10、11、12年のデータをグラフ14に示した。日量の軌跡については、1月から漸次増加していき4月に頂点となった後、減少し始めながら8月まで続く。8月に最低となり9月以降は逆に12月まで漸次増加しているが、この傾向については各年とも共通したものといえる。しかし各年の日量を比較すると、平成10、11年ともに月々ほぼ同じような日量で推移しているが、平成12年については、1月から8月にかけての日量が他の年と比べて多いことが分かる。しかしその理由については、流通飼料価格が低かったため購入飼料の給与量が多くなったこと等が考えられるが、はっきりしたことは分からない。 |