廃用牛産次別構成比の推移についてグラフ13に示した。廃用牛産次別について、各年の中で最も割合が大きい産次をみると、2産目となる年が5カ年、3産目となる年が2カ年、5産目以上となる年が2カ年となることから、2産目、3産目の牛が廃用の中心となっている。平成12年については、5産目以上の割合が最も大きい年となっていることから、産次を重ねる牛が多くなったことから5産目以上の廃用牛が多くなったと考える。さらに経産牛構成比、分娩牛構成比の結果も合わせてみると、経産牛の供用年数を伸ばそうとする傾向がはっきり表れている。 |