糞尿処理基本システム分類フローシート
 
 
タイプI
ソリッド状を呈するふん尿の処理方法。スタンチョン飼養で麦稈等の敷料を豊富に使用している場合、および肉牛ふん尿がこれに当たる。堆肥舎で堆積・切返しすることにより腐熟化する。なお、スタンチョン飼養における尿は、貯溜槽でばっ気処理する。
タイプII
セミソリッド状を呈するふん尿の処理方法。スタンチョン飼養で、麦稈等の敷料がタイプIに比べて少ない場合がこれに当たる。ふん尿の水分率を予め発酵可能な状態にハウス乾燥施設で調整する。その後、タイプIと同様の腐熟化を行う。
タイプIII
牛舎洗浄と糞・尿が混合されたスラリー状を呈するふん尿の処理方法。フリーストール飼養で敷料は少ない場合がこれに当たる。ふん尿を固液分離機に投入して、固形分と分離液に分けて処理する。分離された固形分は、タイプIと同様に堆肥舎で腐熟化する。分離液は、ばっ気処理により腐熟スラリーとする。分離液の処理が主である。
 


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