平成19年度全国優良畜産経営管理技術発表会が
開催されました

  
◆村田さん夫妻です
 平成19年11月2日(金)に東京都港区の「虎ノ門パストラル」で、社団法人中央畜産会が主催する平成19年度全国優良畜産経営管理技術発表会が行われました。
 当県からは、七尾市能登島の養豚農家である村田夫妻が選出され、「地域ぐるみで耕畜連携を推進する養豚経営」という内容で発表を行いました。

 当日は前日の雨天から一転して、天候にも恵まれ、緊張の面持ちで晴れの舞台に臨みました。

 
 平成19年度の全国優良畜産経営管理技術発表会には、20道府県より26事例(酪農9事例、肉用牛10事例、養豚7事例)が推薦されました。書類審査等の結果、最終審査対象として選出された12事例が本日の発表会に出席しました。
 優秀な経営が多いなか、食の安全・安心や環境に配慮した経営ならびに、生産性・収益性・経営管理技術など特色ある取り組みをしている経営が選出されることになりました。パワーポイントを基にして、1事例当たり10分間を目途に発表が行われました。

 発表会の結果、村田氏は優秀賞となり、農林水産省生産局長賞ならびに中央畜産会会長賞も受賞しました。平成13年に長男が就農し母豚を140頭に増頭、21年には200頭規模の増頭を予定する他、水稲・畑作などの複合経営を行っており、地域との交流を一層深めることで今後も安定した経営が見込まれることが評価されました。

 飼料価格の高騰など畜産を巡る情勢については厳しさもありますが、この受賞を励みにこれまで以上に畜産経営に研鑽して頂けることでしょう。

 

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