高病原性鳥インフルエンザ防疫強化緊急対策事業に係る
講習会を開催しました

  
 平成19年9月28日(金)に金沢都ホテルで、(社)石川県畜産協会と石川県獣医師会家畜衛生部会が合同で、高病原性鳥インフルエンザ防疫強化緊急対策事業に係る講習会を開催しました。

 当日は養鶏農家の指導にあたる関係者を中心に48名が出席しました。

 研修会の講師として、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、動物衛生研究所 人獣感染症研究チームの真瀬昌司先生を迎え、「最近の鳥インフルエンザの動向」と題し講演していただきました。

 高病原性鳥インフルエンザは、伝染力が強く、死亡率が高い伝染病で、日本では1925年以降発生がなかったが、2004年1月に山口県で発生して以来、各府県で散発的に発生が認められています。ひとたびこの伝染病が発生すると、発生農家にとどまらず、周辺地域や養鶏業界全体に大きな影響をもたらします。

 このことから、自衛防疫体制を強化すべく、「高病原性鳥インフルエンザ防疫強化緊急対策事業」を実施し、養鶏農家向けにテキスト等を配布し、発生予防に努めるために関係者を集めて講演を行いました。

 みなさん農家指導を行う際の参考にするために、真剣に講演に聞き入っていました。

戻る