今回は黒毛和種(去勢牛38頭、雌牛9頭)が出品され、(公社)日本食肉格付協会の福留一広審査委員長をはじめとする審査員により、脂肪交雑や肉質など厳正に審査され、最優秀賞は株式会社能登牧場出品の「上田0682」が受賞されました。石川・福井合同枝肉共励会では福井県の最優秀賞を抑えて、グランドチャンピオンとしても選ばれました。また、株式会社能登牧場は4年連続グランドチャンピオンを受賞しました。
47頭の平均枝肉重量は517.9kgと500sを超え、平均枝肉単価2,882円、平均販売価格1,491,387円となり、どちらも昨年度より上昇しました。4等級以上率は93.6%と、前回よりも5.2%上昇しました。能登牛の中でも特に品質の高い枝肉として、19頭が「能登牛プレミアム」に認定されました。能登牛プレミアムの平均枝肉単価は3,076円となりました。
依然、子牛価格は高値で推移しており、肥育経営には厳しい状況が続いておりますが、今後とも能登牛の生産にご尽力いただきたいと思います。
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