今回は黒毛和種(去勢牛34頭、雌牛9頭)が出品され、(公社)日本食肉格付協会の福留一広審査委員長をはじめとする審査員により、脂肪交雑や肉質など厳正に審査され、最優秀賞は株式会社能登牧場出品の「敬志3016」が受賞されました。石川・福井合同枝肉共励会では福井県の最優秀賞を抑えて、グランドチャンピオンとしても選ばれました。また、株式会社能登牧場は3年連続グランドチャンピオンを受賞しました。
43頭の平均枝肉重量は498.0kg、平均枝肉単価2,633円、1,329,619円となり、4等級以上の割合が88.4%と前回よりも1.6%上昇し、A5等級の割合は79.4%でした。能登牛の中でもオレイン酸を多く含む品質の高い枝肉として、22頭が「能登牛プレミアム」に認定されました。能登牛プレミアムの平均枝肉単価は2,853円となりました。
12月末にはTPP発効に伴い、畜産の取り巻く状況は変化するものと考えています。
今後とも能登牛の生産に尽力していただきたいと思います。
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