平成27年11月18日(水)に金沢市の北陸三県家畜市場で、全農石川・富山県本部と福井経済連による三県合同の「北陸三県和牛子牛市場」が開催されました。当日の曇りで途中から雨が降り始めましたが、悪天候に負けない活気でセリが行われました。
セリ市場に先駆けて、毎年恒例の県別の和牛子牛品評会が行われました。石川県からは、雌の部で干場辰浩さん出品の「ほしたつ395」と、去勢の部で酒井善継さん出品の「瑞穂180」が優等賞一席に選出されました。
さらに、各県で選出された優等賞一席を競わせた結果、雌と去勢の部両方で石川県が最優秀賞に選ばれました。
市場では136頭が出品され、地元石川県の雌牛27頭・去勢43頭を含む、雌48頭・去勢88頭がせり落とされました。
市場価格の平均価格は649,515円/頭で、9月に行われた市場より平均価格が5,049円高くなりました。依然子牛価格の上昇は止まらない状況です。
また、去勢と雌それぞれで800,000円を超える価格で競り落とされた子牛がおり、セリ市場は大きく盛り上がりました。
年内の和牛子牛市場は今回で終了し、次回は3ヶ月後の2月開催となります。気温も低くなり、そろそろ雪が降り始める時期となりましたが、風邪や車の事故等には十分に気を付けましょう。
少々早いですが、皆様よいお年をお迎え下さい。
次回開催は、平成28年2月24日(水)となります。
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