農場HACCP認証農場に宮野牧場が認証されました!

  
 平成26年5月29日、白山市で酪農を経営されている宮野牧場が、農場HACCP認証農場に石川県で初めて認証されました。

 「HACCP」とは従来食品製造工場等で取り入れている手法で、より安全・安心な製品を作るために、異物の混入等の問題が起こりそうな工程を継続的に監視・記録し、製品の安全性をより向上させるためのものです。
 最近、このHACCPの手法を、原料を生産する畜産農場に取り入れた、「農場HACCP」に取り組む農場が増えてきています。

 2年程前から農場HACCPに取んでいる宮野牧場は、書類審査と現地審査で認証基準を満たしていることが確認され、平成26年5月29日、(公社)中央畜産会より「農場HACCP認証農場」に認証されました。

 全国的には今までに農場HACCPに認証された農場は、会社経営等の大規模農場がほとんどでした。その中で、今回宮野牧場の様な家族経営で認証されたことは全国でも貴重な例であり、新たなモデルケースとして、経営規模に関わらず農場HACCPに取り組むことができることを示した点で、注目に値します。

 宮野牧場のHACCPチームリーダーである宮野秀一さんは、「認証の取得はあくまでスタートライン。これから継続的にHACCPを上手く回していき、改善点を加えてより良いものにしていきたい。」と、今後に向けて決意を新たにされていました。



 ※農場HACCP認証農場の一覧はコチラです。(公益社団法人中央畜産会HPより引用)

農場HACCP認証書を手にされている宮野さん御夫妻

 

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