県内初!「農場HACCP推進農場」に指定されました

  
 10月18日(金)に、石川県七尾市の久保牧場が、(公社)中央畜産会による農場HACCP推進農場の第八次指定により、石川県第1号の「農場HACCP推進農場」に指定されました。

 「HACCP」とは、食品の製造・加工における微生物汚染等の危害を分析し、その危害を防止するために製造工程のある段階(熱処理工程等)を重要管理点とし、その管理点を継続して監視することで、製品の安全性を確保する衛生手法をHACCPといいます。
 昨今は食の安全・安心が特に重視されており、畜産物の安全性を向上させるために、畜産農場にHACCPの手法を取り入れたものが「農場HACCP」です。
 家畜の飼養衛生管理基準を満たし、農場HACCPを理解し意欲的に取り組んでいる畜産農場について、一定の条件を満たす場合に「農場HACCP推進農場」として指定されます。

 推進農場に指定されると中央畜産会のホームページ等で公表されますので、ぜひご確認下さい。
 10月現在における推進農場指定数は全国で96農場あり、その中で牛関係17農場の中に、久保牧場が加わりました。


 久保牧場の推進農場指定をきっかけに、石川県の畜産農家の皆様に農場HACCPへの理解を深めてほしいと思います。
 

 ※農場HACCP推進農場の一覧はこちらです。(公益社団法人中央畜産会HPより引用)

推進農場指定書を持つ久保吉彦さん(左)と、長男の貴光さん(右)

 

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