平成22年12月13日、石川県金沢食肉流通センターにて、石川県肉用牛協会主催の第22回石川県肉用枝肉共励会が盛会に開催されました。
この共励会は肉牛の改良増殖と肥育技術の交流を図り、「能登牛」の普及啓発を促し、生産性の向上と経営の安定に資することを目的とし、当日は肉用牛生産者や農協、畜産関係者など多くの人が参加しました。
今回は黒毛和種34頭(去勢牛20頭、雌牛14頭)が出品され、日本食肉格付協会の河上審査委員長を始めとする審査員により、脂肪交雑や肉質など厳正に審査され、最優秀賞の石川県知事賞には珠洲市の中社農場さんが受賞されました。
出品牛全頭が「能登牛」として認定され、平均枝肉重量は451.5kg、平均枝肉単価は2,109円、平均販売価格956,021円となり4等級以上率も67.7%となりました。
宮崎県での口蹄疫の発生や飼料の高騰など畜産を取り巻く昨今の情勢は一段と厳しいものがありますが、今後も能登牛の生産に尽力していただきたく思います。
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最優秀賞の中社農場の枝肉 |
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