平成21年度地域畜産ふれあい体験交流活性化事業に
係る第1回畜産加工調理教室を開催しました

 平成21年10月15日(木)に金沢市の諸江町小学校で、同校児童の母親29名が参加して、県内産の畜産物を用いた第1回畜産加工調理教室が開催されました。

 育友会役員より開会挨拶のあと、校長先生より「今日の料理を各家庭の味に活かして、子供たちに美味しい料理を食べさせて欲しい。」と挨拶がありました。
 事務局からは、昨今の畜産を巡る情勢ということで、農家は飼料高騰などのために生産コストを削減するという自助努力だけでは対処できない状況にあることを説明し、そのために適正な畜産物価格のアップについて参加者に理解を求めました。

 料理研究家の石野先生の指導のもとで、「牛肉とれんこん、ごぼうの混ぜご飯」「豚肉と長いものみそ炒め」「鶏ひき肉とじゃがいものスープ」、デザートとして「みかんムース」の4品を作りました。今回は小学校での開催ということで、家庭で親子が一緒になって作れるような簡単なメニューになっています。

 食材は県内産の畜産物について知ってもらうために、地元のお肉を中心に使用しました。牛肉は石川県が推進している銘柄牛「能登牛」のモモうす切りを使用し、豚肉は県内産の「αのめぐみ」のロースうす切りを使用しました。県内産のお肉はなかなかスーパーで見かけることは少ないのですが、これを機会に普及できればよいと思います。

 調理の合間には、畜産物の加工調理の方法や料理の材料について石野先生から色々と教えてもらいました。牛肉の部位によって固さが変わるために、その部位に適した調理方法の紹介や、加賀野菜である加賀れんこんの特長の話などは、とても興味深く、参加者の皆さんは熱心に耳を傾けていました。
 普段料理をする上で参考になる話を学べた他、畜産のことについても理解することができ、貴重な時間を過ごせたことと思います。

 次回開催は11月28日(土)で場所は鳳珠郡穴水町の「ふるさと体験村 四季の丘」となっています。


◆「牛肉とれんこん、ごぼうの混ぜご飯」のレシピはコチラ
◆「豚肉と長いものみそ炒め」のレシピはコチラ
◆「鶏ひき肉とじゃがいものスープ」のレシピはコチラ
◆「みかんムース」のレシピはコチラ

 
第1回調理体験教室
調理の材料 講師の石野先生のデモンストレーション
調理の真っ最中 完成しました、おいしそ〜!!

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